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    紫陽花日記2012
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      会館玄関脇の紫陽花が見頃を迎えた。

      花の数が最も多いのを「満開」というなら、

      20輪ほどの大輪が咲き誇り、ほぼ満開だ。

       

      お蔭で、既に花が落ちて数か月経つ「町の木 乙女椿」は、

      勢いのいい紫陽花の葉に押され気味で、

      隣で申し訳なさそうにしている。

       

      玄関の反対側に植え込みには、女子職員が植えたカランコエが、

      柘植の根本で小さな花を咲かせている。

      会員からいただいた鉢から移植したものだが、

      ツルニチニチソウの傍若無人な伸びに圧倒され、

      その陰に隠れて見えなくなっていた。

       

      いくら日陰に強いといっても、全身が隠れてしまっては可哀そうだと、

      昨日、ツルニチニチソウを一気に刈り込み、

      少し陽が当たるようにしたら、

      どことなく元気になったような気がする。

       

      紫陽花は各地で見頃を迎え、旬といえるが、

      総代会を終わっても商工会には旬も閑もない。

      特に、ここのところ融資を断られた厳しい案件の相談が多く、

      お客を紹介するなど、できるかぎりの支援はするが、

      最終的には経営者本人の判断によるしかない。

       

      経済の大きな流れに飲み込まれ、急激に売上が落ちたり、

      取引先とのトラブルから受注が止まったりと、

      その原因は様々だ。

      小規模企業には、そういった突然のリスクが常につきまとう。

      満開の紫陽花のような旬のときはいいが、

      花も葉も落ちて根だけで生きなければならないときもある。

       

      そうなると、数字では割り切れない。

      取引先や家族のことだけでなく、

      誇りや生き方まで話が及ぶことになる。

       

      経営支援の限界を感じることが多いが、

      これも商工会の仕事であり、

      少しでもその判断の助けになればと努めている。
      | shwusr | 09:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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