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雪化粧
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    1月31日の夜半から2月1日にかけて、久し振りに盆地にも雪が降った。

    甲府の初雪は2週間前の1月16日だったが、

    俗にいう「風花が舞った」程度で、地面が白くなることはなかった。

     

    今回の雪は、東京や千葉など東側ほど降る予報だったから、

    5年前の1mを超えた豪雪のときと同じで、ちょっと心配した。

    しかし、そんなのは「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」ような話で、

    思ったほどの積雪もなかった。

     

    それでも、盆地の周囲の山々は一面に白さが際立ち、

    木々の黒さと相まって、遠くからは灰色がかって見えた。

    実際に見たことはないが、起伏の激しい砂漠地帯の底地にいるような感じで、

    見慣れなたいつもの景色と違うと、どことなく妙な感じがした。

     

    甲府地方気象台の記録を見ると、

    盆地の初雪の最も早かったのは、100年近く前の1922年の11月16日、

    最も遅かったのは、1916年の2月7日だそうだ。

    おもしろいのは、1959年で、12月20日が最後の降雪で、

    年が明けてからは雪が降らなかったらしい。

     

    一方、最も遅く降った雪は、2010年の4月17日で、

    芽が出始めた農作物にも被害が出たろうし、

    入学式や新学期学校が始まってからの降雪は、児童、生徒の通学にも影響が出たと思う。

     

    先日の雪で往生したのは車だ。

    朝起きてみるとフロントガラスの雪は凍りつき、

    ドアなどかなり力を入れないと開かなかった。

    職員のなかには、車を溶かすのに10分以上かかって、遅刻寸前だった者もいた。

     

    一方、カラカラに乾いていた農作物には恵の雨、雪だったに違いない。

    自然が相手だから降るべき時に降らないと、

    農作物も「勝手にしろ!」と怒り出し、思うようには育たない。

     

    翌日の2月1日は快晴で、朝から陽射しが暖かかったが、

    久し振りの「お湿り」を喜んでいるのか、

    盆地の周囲の山々は、午後になってもまだ「薄化粧」したままだった。

    | shwusr | 07:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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