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熊蟄穴
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    今日から七十二候のひとつ「熊蟄穴(くまあなにこもる)」だ。

    これは読んで字の如くわかりやすい。

    冬眠に向けてクマがほら穴などに籠る頃という意味だ。

     

    昔は、クマと人間が今より近い存在だったのかもしれない。

    日本では食物連鎖の頂点にクマが君臨し、

    今よりはるかに開発されていない山野は、クマの王国だったのだろう。

     

    本州ではツキノワグマが、北海道ではヒグマが人里離れたテリトリーで、

    木の実や昆虫、小型動物などを主食に、生活してきた。

    アイヌ民族にはクマを神の化身として崇める風習もあった。

     

    いずれも推計だが、現在は、ツキノワグマは九州では絶滅し、

    四国の生息数も数十の規模まで激減しているらしい。

    もちろんその主たる原因は開発が進んだことで、

    クマの生息できる環境がなくなってきていることは確かだろう。

     

    これに比べて、北海道のヒグマの生息数は、増加傾向にあるという。

    推計値で誤差が大きいものの、

    北海道全体では、一万数千頭が生息しているという調査結果もある。

     

    頭数の増加により、農作物への被害や人を襲うなどの被害も増えていて、

    なるべく早く「熊蟄穴」となってもらう方がありがたい。

     

    ツキノワグマに比べてヒグマの方が肉食系で、

    有名な遡上するサケを待ち構えて捕まえるのをはじめ、

    キタキツネやエゾジカなどをエサにすることもあるらしい。

     

    そうやって蓄えた栄養でクマは冬眠に入る。

    出産も冬眠中で、2月頃らしい。

     

    クマが冬眠する頃というのがあるくらいだから、

    冬眠から覚める頃というのもあるのかと思ったら、七十二候にそれはない。

    クマの冬眠を待ちわびていたということだろうか。

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