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仕組み
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    地域に根ざしたまちのとんかつ屋には、地域の食を支えてきた歴史がある。

    定食屋の値段とさして差がない価格だから地域で支持されてきた。

    食材の高騰を理由には値段を上げづらい。

     

    地域のお祭りには率先して参加し、神輿も何十年と担いできた。

    いわば地域の文化も支えてきた。

    しかし、ビジネスとして成り立たないとんかつ屋は、息子をサラリーマンにし、

    老朽化した店の暖簾を降ろすことになる。

     

    これを、単なるとんかつ屋の経営問題として捉えるか、

    地域の文化の衰退と捉えるかで、考えられる「仕組み」は大きく変わってくる。

     

    もし、とんかつ屋の廃業が定食屋にも及び、既に廃業した八百屋や魚屋も加えると、

    地域の文化の担い手がいなくなり、人口流出に拍車をかけることになる。

     

    平成25年度の補正予算から国が創設した経営持続化補助金は、

    地域を支えてきた小さな企業に直接補助金を交付する画期的な制度で、

    採択率などは非公表だが、これまでに全国で6,000を超える事業所が

    この補助金を活用して店舗改装、チラシ配布、設備投資などを行っている。

     

    山形県では、国の不採択案件を県が、白鷹町では県の不採択案件を町が支援している。

    その山形県白鷹町では、事業者の半数以上が国、県、町から補助を受けており、

    住民に「町が変わった」と言わしめた。

     

    元来、地域を支える小さな企業が元気になることが、

    まさに地方創世そのもののような気がする。

     

    後は県や市町村の番だが、それぞれ異なった事情を抱えているから、

    一概には「仕組み」は作れないかもしれないが、

    少なくとも隔靴掻痒のような制度ばかり作るより、

    最も直接的で効果の見えやすい仕組みのような気がする。

     

    ヤル気の出るような弾みをつける仕組みが小さな企業には大切だと思う。

    | shwusr | 07:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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