Entry: main  << >>
貧困
0

    昨日の貧困の続きだが、とんかつ屋の廃業が増えているという。

    食材が値上がりしても何とか800円の定価を守ってきた昔からの老舗が、

    ついに廃業に追い込まれるケースが増えているというのだ。

    これには事業承継問題も絡んでいるらしい。

     

    夫婦二人の国民年金があるから、値上げせずに経営してきたとんかつ屋も、

    経営者の高齢化で息子に譲ろうと思っても、年金をもらっていない息子では

    経営が成り立たない。

    さりとて大手チェーン店のような値段を付けたのでは、

    いままでの顧客に申し訳ない。顧客離れの不安もある。

     

    これにはいろんな見方がある。

    大手チェーンが1,200円という価格なら、

    せめて1,000円に値上げすべきという意見は当然ある。

     

    しかし、800円で、年金で補てんしながらようやく経営してきた店が、

    値上げしたのでは顧客が離れていくという不安がよぎる。

    悩んだ末、廃業を選択する店が増えているというのだ。

     

    これは、貧困世帯もとんかつ屋も社会保障と経済政策の

    「仕組み」の問題のような気がする。

     

    未就学児童を2人抱えたシングルマザーが、パートで稼げる収入は、

    就労時間を考えても、せいぜい月15万円が限界だ。

    母子手当も月額50,000円ほどあるが、これでは貧困世帯から抜けられない。

    シングルマザーとなったのは、本人にも責任がある、自己責任の世の中だ、

    といえばそうだが、現実、生活は厳しいはずだ。

     

    ここで考えるのは、シングルマザーへの支援というより、

    母子家庭の子供への支援という側面にもっと光を当てるべきかもしれない。

    もちろん児童に直接給付はできないから、母親を介してとなり、

    それがこどもの生活や教育に反映されない危惧はあるが、

    社会を健全に保っていくという視点で考えると、必要な気がする。

    つまり、社会全体で将来を担う子供を健全に育てる仕組みを作って行こうという考えだ。

     

    とんかつ屋の廃業も同じ「仕組み」の問題がある。(つづく)

    | shwusr | 07:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    スポンサーサイト
    0
      | スポンサードリンク | 07:53 | - | - | - | - |
      Comment








      Trackback

      PR

      Calendar

          123
      45678910
      11121314151617
      18192021222324
      252627282930 
      << November 2018 >>

      Profile

      Search

      Entry

      Comment

      Archives

      Category

      Link

      Feed

      Others

      無料ブログ作成サービス JUGEM

      Mobile

      qrcode