ほぼ夏至
2018.06.19 Tuesday | category:雑感
日が長くなったと思ったら、明後日はもう夏至だ。
日照時間が一番長いが、これは日本を含む北半球の話で、
南半球は一番日が短い日となる。
北極を中心とした地域は、太陽が沈まない白夜だが、
南極を中心とした地域では、一日中太陽は昇らない。
これを極夜というらしい。
こうした日照時間や季節の変化は、太陽の見かけの通り道である黄道に対して、
地球の軸が傾いていることが原因で起こるが、
夏至が北半球で最も日照時間が長いことには変わりない。
確かに、朝4時過ぎには東の空が白みはじめるし、
夜7時を過ぎてもまだ薄明るい。
調べてみると、夏至の日照時間は、
緯度の高い北海道では16時間40分程度、
緯度の低い沖縄では13時間50分程度だという。
つまり、夏至の北海道で8時間睡眠を確保しようと思ったら、
日没前にベッドに入り、日が昇ってから起きなければならない。
ちなみに甲府は14時間30分程度だが、
山梨の日照時間が長いのは、ソーラー発電のときに一時話題になったが、
緯度の関係より、晴れの日の多いことに起因するのだと思われる。
人間の習慣として、窓の外の風景で時間を判断することがある。
そんなに頻繁にあるわけではないが、パソコンに向かって仕事に集中したり、
会員からの相談を受けていると、ほぼ夏至のこの時期、
外はまだ明るいのに、5時を過ぎてしまっていることがある。
そこまで集中していることは少ないが、
「もう5時じゃん」
といつも言える仕事をしていたいものである。
⇒ michi (04/25)