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    芒種
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      今日6月6日は、二十四節気のひとつ芒種にあたる。

      これは前にも書いたが、

      芒とは、コメ、ムギなどイネ科の植物の小穂の鱗片の先端にある棘状の突起を指すらしい。

      芒はススキとも読むが、確かにススキには芒がある。

       

      稲作文化で成り立ってきた日本では、イネに関する季節的なものが多い。

      芒種もそのひとつで、お田植えの時期を指すらしい。

      そもそも藩の規模や藩士の給料を米の石高で表していたのだから、

      稲作は古き日本の基盤であったといっても過言ではない。

       

      昭和町でも既にお田植えが終わって、まだ細い苗が風にそよぐ田があちこちにある。

      会館南側の田んぼは、まだ水が入ったばかりだが、

      もう気の早い蛙がゲロッゲロッと大きな声を出している。

      蛙はうるさいが、水が入ってからは、窓からの風もどことなく涼しさを感じる。

       

      最近は、お田植えはほとんどが田植機で機械的に植える。

      人が植えた田との決定的な違いは、苗の整列したような規則正しい並びだ。

      機械の入らない小さな田はまだ手植えらしく、

      稲の並びが不揃いだが、こちらの方がどことなく人間味を感じる。

       

      日本の原風景ともいえる棚田は、ほとんどが人手による田植えだと思うが、

      テレビで見ても曲げっぱなしの腰に相当の負担がかかる重労働だ。

      田植えの文化は、地域全体が米作りを行っていた時代、

      その重労働を和らげる田植え唄や、田植え踊りでその大変な労働を忘れようとする

      意味合いもあったのかもしれない。

       

      田植えが終わる頃には、どこからともなく現れたカルガモが

      数匹の雛を連れてエサを取りに来る。

      今年もそんな季節がもうすぐそこに来ている。

      | shwusr | 07:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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