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赤岳
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    朝、通勤で幹線道路を車で西進すると、右手の奥に八ヶ岳が見えてくる。

    八ヶ岳連峰ともいい、南北30劼砲發覆蝓火山群だそうだ。

    もちろん深田久弥の選んだ日本百名山のひとつだ。

    その八ヶ岳も、中腹まで雪解けが進み、

    山頂付近の白い残雪と青黒い山肌とが、見事なコントラストを見せている。

     

    高校1年のとき、夏休みを利用して友人と3人で、八ヶ岳の最高峰赤岳に登ったことがある。

    何で初心者ばかりの高校生が初めての登山で、

    3,000m近い高峰を登ることになったかはよく覚えていないが、

    靴やリュックを買い揃え、確か茅野の辺りから登り始めたと記憶している。

     

    最初は3人でしゃべりながらピクニック気分で登っていたが、

    傾斜が急になるにしたがって、3人ともだんだん無口になり、

    ひたすら前を見て無心に登った。

     

    赤岳には、山頂の手前に赤岳鉱泉という温泉施設があり、

    登ってきたときのことで、風呂に浸かりながら笑い話になった。

    3人とも実は途中で休みたかったが、他の2人が黙々と登っているのを横目で見て、

    誰からも言い出せず、結局昼食の時間まで休まずに一気に登った。

     

    赤岳鉱泉で一泊して、翌日岩場の鎖場という難所を越えて、山頂に立ち、

    富士山や南アルプスの眺望を堪能して、野辺山に向かって下山した。

    途中、林が途切れて一面に花が咲いているお花畑のような場所に出て、

    その解放感に、3人ともそこで大の字に寝転がった。

    抜けるような青空を見ているうちに、全員寝てしまった。

    前日の強行軍が応えたに違いない。

     

    目が覚めると、1時間以上も寝ていた。

    小海線は本数が少なく、野辺山駅で目当ての列車に乗るため、慌てて小走りに下山した。

    今でも、八ヶ岳を見ると、あのときのお花畑の解放感を思い出す。

     

    そんな赤岳もまだ山頂は雪に覆われている。

    あれ以来、登山らしい登山はしていないが、

    いつかまた3人で赤岳に登れたらと、ふと思うことがある。

    | shwusr | 08:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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