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甲州小梅
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    盆地の梅が満開を迎えている。

    一言に梅といっても、その種類はたくさんある。

    本県の固有種としては、白い可憐な花を付ける甲州小梅や甲州野梅があるが、

    梅園に行くと、赤い花の種類だけでも、緋の袴、大盃梅、紅寒梅、紅千鳥など、

    盆地で見られるものだけでも10種類以上もある。

    梅というと、梅干しや梅酒の原料となる豊後梅や南高梅が馴染み深いが、

    こちらは白い花の代表品種だ。

    桜の花ような八重の梅の花もある。

     

    鮮やかな黄色い花をつける黄梅は、梅とはいっても少し趣が異なる。

    それもそのはずで、梅はバラ科サクラ属だが、黄梅はモクセイ科ソケイ属で、

    ジャスミンの仲間。中国の中北部が原産だという。

    それでも、梅開花時期に梅に似た花をつけるから「梅」の名前が付いている。

     

    甲州小梅は、その名のとおり、豊後梅に比べると、

    その重さは5分の1ほどで、5g位しかない。

    実も小さいが種も小さく、梅干しには最適だ。

    本県の特産として、「甲州最小」の名でも全国的に知られている。

     

    だが、甲州小梅の梅干しは、実際には梅干しではない。

    干さずに塩とシソで漬けるだけだから、梅漬けとでもいうべきか。

    干さないから果肉がしっかりし、カリカリ梅の別名もある。

    お弁当のごはんの真ん中にポツンと入っていると、何となく嬉しかった気もする。

     

    甲州が山梨県の古い地名だと知らなくても、甲州小梅は知っているという人もいる。

    本県特産といっても、さいばいのし易さから全国的に分布しているが、

    本県の栽培面積がやはり最も多いらしい。

     

    時期になると、ビニール袋に入れられた獲れたての甲州小梅が店に並ぶ。

    買って家で梅干しにする風習がまだ残っている証かもしれない。

     

    甲州小梅を使った梅干し以外の特産品が何かできればいいと思う。

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