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礼服
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    先週から今週にかけて、黒の礼服が大忙しだった。

    通夜、結婚式、通夜、告別式、告別式と毎日礼服を着て、

    ネクタイだけを変えてセレモニーに出た。

     

    結婚式の際、ポケットに数珠が入っていて慌てたが、

    お焼香のときに、数珠がなくて探すよりは、

    まあ、よしとするしかない。

     

    最近は、黒いスーツを着る若い人が増えているが、

    礼服(略礼服)の黒は、スーツの黒より黒いらしい。

    つまり、黒の色がより濃く、室内では際立った色の差は感じないが、

    陽のある場所では、礼服の隣に並ぶと、スーツは黒というよりグレーに見える。

    高級な礼服ほど、何回も染めて、より深い黒色を出すらしい。

     

    つまり、礼服を選ぶポイントのひとつは、

    黒の色がより濃いものほど、高級ということになる。

    そう言われて自分の礼服を見ると、

    ネクタイに比べると、何となく黒が薄く感じるのは、

    安物というより、長年着て色が褪せたと思えば致し方ない。

     

    礼服も、夏と冬を揃えないと、もしもの時に間に合わない。

    よく確かめもせず、間違って真夏に冬の礼服で葬式に参列し、

    汗だくになったことがあるが、慌て者は要注意だ。

    セレモニーホールの建物に入るまで炎天下に長蛇の列ができているときは、

    並んでいる時間がとても長く感じ、大変な思いをする。

     

    それでも、最近は簡素化が進み、家族葬も年数件あって、

    葬式も初七日法要に出ることも少なくなった。

    しかし、故人にお線香を上げたり、遺族にお悔やみをするのは、

    「一度に済ませる」方がお互いに、ある意味効率的だと思う。

    仏式、神式、教会式を問わず、

    既に故人を送る葬式自体が日本の文化のひとつのような気もする。

    そんな時に服装を悩む必要のない礼服は意外に重宝なものかもしれない。

    | shwusr | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    主張発表
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      商工会の青年部と女性部では、毎年、全国で主張発表大会を開いている。

      県大会、関東ブロック大会で、それぞれ最優秀が選ばれ、

      全国大会で8ブロックの代表が最優秀を競い、日本一が決まる。

      本県の女性部でも県内4ブロックから1名ずつの発表者が、

      11月末に開かれる県大会で女性部に関する主張を発表する。

       

      当商工会の属する中北ブロックでは、毎年発表者を持ち回りで決めている。

      本来であれば、中北ブロック大会を開いて、代表を決めるべきだが、

      そうなると、万が一全国大会出場まで進むと、4回の発表と審査が必要となり、

      日程や準備の関係で、各商工会だけでなく、

      事業を営んでいる発表者の女性部員の負担も大きくなることから、

      持ち回りになったと聞いている。

       

      今年は当商工会が主張発表の当番で、

      役員会でまず、主張発表者を決めた。

      選ばれたのは役員を務めている女性税理士で、

      本人も含めて、誰もが適任と思われる人選だった。

       

      女性部は、担当職員も含めて他のどの事業よりも意気込みが凄まじく、

      先日、役員を集めて予行演習が行われた。

      聞くところによると、「さすがは税理士」と思わせる堂々とした発表に、

      練習はその1回きりで、聴衆の役員と職員を魅了し、大いに盛り上がったという。

      後は、応援方法の話し合いや応援グッズの製作に時間を費やしたらしい。

       

      主張の主旨は、女性部の組織化50周年を迎えて、

      原点に返った活動をしようというもの。

       

      社会は女性の活躍を求め、その場や環境を整えようとしているが、

      女性部員には、本来業務である自らの事業があり、これが一丁目1番地だ。

      女性部活動に身が入る余り、本来業務に支障が出たのでは本末転倒になる。

       

      今回の当商工会女性部の発表者が、県大会、関東大会と勝ち抜き、

      全国大会まで進むとなると、大幅に時間を割くことになり、

      主張発表の主旨と相反することになるのではないかと心配している。

      | shwusr | 07:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      小規模企業共済
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        年末が近づき、そろそろ来年の決算、申告を意識した会員が出始めた。

        先日来所した会員も、数年前から販売をはじめた新製品が、

        予想外の売れ行きで、所得税を心配する相談だった。

         

        事業を営んでいると、売上を増やすことに躍起となるが、

        増えれば増えたで、利益も上がり、次には税金が心配になる。

         

        その利益が従業員の給料を増やす方に回れば、個人消費もさらに上向くとは思うが、

        景気変動の影響を受けて、苦しい経営を経験した経営者には、

        「いずれ売上が落ち込んだら困る」という意識がどうしても付きまとう。

        一旦上げた給料を減らすことはなかなか難しいため、

        従業員の給料を上げることに慎重になる経営者が多い。

         

        その相談者には、小規模企業共済を勧めた。

        知る人ぞ知る経営者や法人の役員が入れる自分の退職金の積み立てだが、

        商工会でもチラシやパンフレットで周知するものの、

        思ったほど加入が進まない。

         

        税法的には、確定申告書に、「小規模企業共済等控除」として、

        扶養や社会保険料と同じように控除欄が設けられており、

        掛金の全額が所得控除となる。

         

        この共済は、国が、経営者が自らの退職金を積み立てる制度として発足させて、

        もう半世紀以上が経つ。

        当商工会でも、廃業にあたって共済金(退職金)を受け取り、

        まさに「入っていてよかった」という経営者が何人もいる。

        当会でも「定期積金よりずっといいです」と勧めることが多い。

         

        昨年から制度が変わり、事業を後継者に譲っても、

        高い割合の共済金が受け取れるようになり、

        事業承継もしやすくなった。

         

        節税だけでなく、本来の老後の生活を考えての加入を勧めたい。

        | shwusr | 08:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        支部活動
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          先日、ある支部の役員が来所し、支部活動の相談を受けた。

          年末に向けた支部活動に関しての相談だったが、

          予算の関係もあり、希望に沿った提案はできなかったが、

          熱心な姿勢には頭が下がる思いだ。

           

          当商工会には12の支部がある。

          原則的に、町内の各区(自治会)単位に支部を置き、

          事業所のほとんどない上河東二区を上河東一区と一緒にし、

          テナントなど100社を超えているイオンモール甲府昭和を加えて12支部となる。

           

          会員数が1,000に近づいてくると、

          商工会事務局と個々の会員との関係は、どうしても希薄になりがちだ。

          それを補完してくれるのが支部活動や部会活動で、

          活発な支部は毎月定例会を開き、地域の行事などにも積極的に関わっている。

           

          そんな活動が活発な支部ほど会員も増える。

          先日来所した役員も、一緒に会員加入申込書を持参してくれた。

          紹介いただければ職員が訪問して説明し、勧誘するとアナウンスしてあるが、

          その役員は自ら非会員の事業所に赴き、勧誘してくれた。

           

          勧誘するには、商工会の事業や活動を理解し、

          商工会加入の意義やメリットを説明してくれたはずだ。

          そういった熱心な役員に商工会は支えられている。

          商工会の求心力とは、こういった役員の意識が体現しているのだとも思う。

           

          熱心な役員の姿勢に感謝しつつ、

          支部活動に対する満足いただける提案ができなかったのは、

          忸怩たる思いもしたが、そういった意識の役員だけに、

          商工会の置かれている現状も理解いただけたと思う。

           

          活発な支部活動を支援し、それが商工会全体の活発な活動に結び付くよう、

          新たな仕組みや取り組みを考えなければならない時期を迎えているかもしれない。

          | shwusr | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          成人病予防健診
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            先日、成人病予防健診を受けてきた。

            毎年受けているから、もう何十年になるだろう。

            最近の健診結果はあるが、昔のものはもう破棄して手元にはない。

            体重とウエストの増加は、手元に結果がなくても確実にわかる。

             

            何年か前に病院も新築されて施設や機材も新しいものが多く、

            待ち時間も少なくなって、随分受診しやすくなった。

            スタッフの対応も機敏かつとても丁寧で、

            しかも去年の健診結果のデータも各部署で共有化されていて、

            去年と比較したコメントをもらえるるなど、よく配慮されている。

             

            昔は、受診用の服に着替えると、寒くて、カゼをひいたこともあった。

            健康かどうかを調べに来て、不健康になって帰ったのでは本末転倒だ。

             

            診察中、何人もの医者や看護師と、面談したり、雑談したりで、楽しく受診できた。

            その中に、超音波(エコー)の医師か臨床検査技師だと思うが、

            とてもおもしろい人がいた。

             

            まず、廊下の反対側の身長体重を計る計測室にひっきりなしに向かう。

            見ていると計測室の受付から診察カードを抜いて、エコーの診察室に戻りがてら、

            受診者の名前を呼ぶ。まるで受診者を横取りしているようだ。

            計測室にカードを入れるやいなや、名前を呼ばれて、皆面食らう。

             

            私も待合のイスに座る間もなく名前を呼ばれ、慌ててエコーの診察室に向かうと、

            「お互いに待っている時間は無駄だから、どんどん診ましょう」と

            診察室に入り、てきぱきとヌルヌルの液体を塗りながら、

            「はい、甲状腺ね」、「はい、胆嚢ね」、「う~ん、去年と変わらないね」などと

            しゃべりながら、あっと言う間に検査は終わった。

            「私、貧乏性で待っているということがきらいでね。でも検査はきっちりしたから大丈夫」

            と言いながら、ウエットの紙おしぼりを手渡し、「最後はこれで拭いて仕上げてね」

            というが早いか、もうカーテンを開けて出て行った。

             

            それでも、最後の医師の診察は、エコーの画像を見ながらのものが多く、

            言った通り「ちゃんとやって」くれていた。

            最終的な検査結果が出るのはまだ先だが、楽しい健診もいいものだった。

            | shwusr | 08:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            門戸
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              10月の出雲駅伝は全国から神々が集まるなか、東海大学が制し、

              伊勢路を走った全日本大学駅伝は、神奈川大学の見事な逆転優勝で幕を閉じた。

              ここのところ「青山学院大学VS他の大学」の構図が続き、

              大学駅伝界を席巻していた「青学旋風」も一息ついた感がある。

               

              年明けの箱根駅伝はどうなるのか気になるところだが、

              大学駅伝の人気を支えてきた伝統の箱根駅伝が、

              7年後に第100回の記念大会を迎える。

              その記念大会から、全国の大学に門戸が開かれるらしいという記事を読んだ。

               

              そういえば、箱根駅伝は「東京箱根間往復大学駅伝競走」という

              長たらしい名前が正式名称で、主催はたしか関東学生陸上競技連盟だった。

               

              シード権を逃すと翌年は予選会を勝ち抜かないと

              本戦には出場できない仕組みから、

              関東の大学以外は予選会で敗退しているとばかり思い込んでいた。

               

              正月番組が華やかな1月2日と3日に、視聴率25%を超える箱根駅伝の中継は、

              既に日本の正月の風物詩となっている。

              お屠蘇とおせちを頂きながら中継を見て、ついウトウトしてしまうと、

              知らないうちに先頭が入れ替わってしまうようなスリリングな展開に、

              「これぞ日本の正月」の気分を味わっている向きは多いと思う。

               

              箱根駅伝が、既に全国区の知名度と人気を博していることを主催者が認識し、

              全国の大学に門戸を開こうという勇気ある決断は、

              「出場が難しくなる」、「100年の伝統を壊す」といった後ろ向きの意見を抑え、

              次の100年に向けた新たな展開、前向きなチャレンジとして大いに歓迎したい。

               

              ともすると既得権や慣例に縛られがちになることが多いなか、

              時代の要請を的確につかむ視点と新しいものへの挑戦は、どんな組織にも欠かせない。

              「箱根駅伝に倣え」が合言葉になるような果敢な変革に期待したい。

              | shwusr | 08:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              平均気温
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                11月に入ってめっきり寒くなってきた。

                おととい7日は立冬で、暦の上ではもう冬。寒さはすぐそこまで近づいている。

                それでもここ数日、日中は暖かい日が続いたが、朝晩は冷え込んだ。

                4日の土曜日は、陽があるうちは半袖でもいいほど暖かかったが、

                夕方になって冷たい北風が吹き、

                寒暖差のためか、はたまた床屋帰りで襟足がスースーしたせいか、

                屋外のイベントに行ってみたら、真冬のように寒く感じた。

                 

                こういうときは、着るものに困る。

                朝の天気予報で、「一枚羽織るものを持ってお出掛け下さい」という

                普段ならお節介と思う気象予報士のコメントも、

                こんな季節ならではで、ありがたく感じる。

                 

                調べてみると、本県(甲府)では、11月は4月と並んで、

                月平均気温が最も年平均に近い。

                正確には、4月の下旬と11月の上旬の平均気温が、

                14.7℃という年平均気温に最も近いようだ。

                 

                しかし、1日の最低気温と最高気温の差は大きい。

                この寒暖差が本県の気候の特徴で、

                これがおいしいブドウやモモやサクランボなど果物王国の要因だ。

                寒暖差が糖度の乗った鮮やかな色彩の果物を育てる。

                 

                これから寒さがさらに厳しくなると、

                峡東方面では甲州百目のころ柿が古民家の軒先に吊るされ、

                初冬の風物詩となる。

                 

                来週にはさらに冷え込み、最低気温は5℃を下回る。

                再来週には氷点下になるかもしれない。

                もうすぐ、震災以来節電対策で続けている石油ストーブを

                倉庫から引っ張り出して試運転しなければ。

                | shwusr | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                スズメの群れ
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                  隣の田んぼの天日干しの稲に、朝からスズメが襲来している。

                  稲刈りが終わって、馬(牛)に逆さに天日干しされた稲も、

                  秋雨前線と季節はずれの相次ぐ台風で、田んぼが水浸しのままで脱穀できず、

                  かれこれ1カ月近くもそのままだった。

                  それをいいことに、スズメが大群で襲来し、稲穂を啄んでいるようだ。

                   

                  朝から騒がしいと思って窓の外を見ると、

                  ざっと見ただけで100〜200羽はいるだろうか。

                  以前見た時より確実に数が増えている。

                  馬の上に止まったり、近くの葉の落ちた桜の枝に止まったりと、

                  群れで絶えず移動しながらエサを漁っている。

                  人間の食糧だから、スズメにとってもごちそうに違いない。

                   

                  スズメが群れでいるのは、

                  草原で肉食動物に常に狙われている草食動物と同じ理由なのか、

                  見ていると、一羽が飛び立つと、周りのスズメも伝染したように一斉に飛び立つ。

                  どうもリーダーがいる様子もなく、エサに群れ、天敵を素早く察知するために

                  群れているようだ。

                  落ち着いて一か所に留まっていることはまずない。

                   

                  群れとは人間の世界もそうだが、共通の利益があるから集まっている。

                  志が同じ仲間は同志で、「類は友を呼ぶ」はまだいいが、

                  「同床異夢」ではその場しのぎの群れだろう。

                   

                  ひとしきり稲に群がっていたスズメたちは、

                  陽が高くなるとどこかに飛び去って行った。

                  新たな餌場に移動したのだろう。

                  あんな大群では移動も大変だろう。

                  いくつかの群れに分かれたり、またくっついたり、

                  集合離散を繰り返しているのだろうか。

                  どこかの国の国会議員に似ているような気がする。

                  | shwusr | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  日程調整
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                    先週は会議などの日程調整に終始した。

                    3日の金曜日は文化の日で祭日だったから、

                    月曜から木曜までしかない貴重な4日間を関係者の間を飛び回り、

                    電話攻勢で調整にあたった。

                     

                    行事は12月の予定が中心だったが、

                    優先順位をつけて予定を決めていっても、

                    後で、他から別の日程が入るため、どうしても調整に無理が出る。

                     

                    時間がかかったのは、今回、一度決めた日程に、

                    他団体などからの別の日程が重なり、

                    結果的にふりだしに戻って調整し直したからだ。

                     

                    通知を出してしまえば、後で別の日程が重なったとしても、

                    代理を立てるなどの「遣り繰り」してどうにか乗り切れるが、

                    通知前では再調整するしかない。

                    商工会でさえ日程が重なるから、県連などは毎日いくつかの会議が重なる。

                     

                    昔、県連会長が交代したとき、いわゆる「充て職」といわれる

                    県などから委嘱や任命された役職を一覧表にしたことがあった。

                    昔のことなので、記憶が曖昧だが、

                    何とか委員会委員というような役職が、確か50前後あったと記憶している。

                     

                    全部を真面目に出席しようとしたら、

                    本人が分身の術でも身に着けない限り不可能で、

                    いきおい委員長とか副委員長といった役割のある会議を優先した。

                    県は組織的に各課間で日程調整などまずしないから、

                    同じ日の同じ時間に会議が2つ、3つ重なることは当たり前だった。

                    県連の管理職は、県連会長の代理で会議に出席することが業務のひとつでさえあった。

                     

                    そう考えると、商工会の会議などはまだ調整しやすいが、

                    関係者が何人にもなると、全員出席の返事をもらえる日はかなり限られる。

                    それでも、どうにか日程調整ができたのは、人徳だと、

                    誰も褒めてくれないから自画自賛してみた。

                    | shwusr | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    テーラーと豊かさ
                    0

                      テーラーといっても仕立屋さんの話ではない。管理機のことだ。

                      先日、修理に出していた管理機が帰ってきた。

                      プラグ交換程度なら素人でもできるが、キャブレターの修理は少し荷が重かった。

                      農具置場で仕上がった管理機を見ながら、ふと昔を思い出した。

                       

                      戦後の混乱期から高度成長期を迎えた頃、農家にも次々と新しい農機具が増えた。

                      管理機はその最たるもので、当時父親の世代は「テーラー」と呼んでいた。

                      洋服の仕立屋ではない。

                      本来は「ティラー」と発音するのを英語に馴染みのない農家のおっさん達は、

                      「テーラー」と呼んでいた。

                      確か農機具屋もその発音に合わせていた気がする。

                       

                      テーラーは便利な農機具で、畑も耕せるし、雑草も刈れる。

                      タイヤに履き替えて後ろに荷台を付ければ何でも運べた。

                      まだ小学校に上がる前だったか、選挙のときに近所の人たちと一緒に荷台に載って、

                      遠足気分で投票所だった小学校まで行った記憶もある。

                      長閑な時代だった。

                       

                      その後、運搬業務は3輪のミゼットに譲ったが、畑を耕す耕運機の役割は譲らなかった。

                      軽トラック全盛の今でも、土を耕す主役はテーラーで、

                      軽トラックはテーラーを畑まで運ぶ単なる運搬具に過ぎない。

                       

                      そういえば、その数十年前のテーラーを

                      廃棄物として処分したのは、つい5〜6年前だった。

                      軽トラックにテーラーを載せたとき、何とも寂しい思いがしたのを思い出した。

                      それでも畑の隅にある農具置場には、まだ4台も管理機がある。 

                      それぞれ思い入れと事情があって、捨てきれない。

                      中にはエンジンがかからないものもあるが、修理すればまだまだ現役だ。

                       

                      修理に出す前、エンジンのかからないテーラーを見て、

                      母がさほど考えもせず「新しいのを買おう」と言い出した。

                      確かに今の管理機の価格は、物価の上昇を考えると最初のテーラーを買ったときとは比べようもない。

                      父の時代は、オーバーにいうと、清水の舞台から飛び降りるくらいの決断だったはずだ。

                      それを知らないはずのない母があっさり買い替えると言うほど、

                      豊かな時代になったのかもしれない。

                      | shwusr | 08:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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